秋、模試、入試
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
東大や京大の冠模試(オープンや実戦)の結果もぼちぼち返ってきているようです。他の多くの模試は様々な層の受験生がいるので判定があまり信用できませんが、冠模試は基本的に特定の大学の出題形式に沿った問題が出題され、その大学を受ける予定の受験生たちが受けるので判定がかなり信用できる模試です(模試の結果の見方はこちらのブログをどうぞ)。多くの受験生は夏の模試が初めての冠模試だったと思いますが、難易度や時間の長さに面食らったのではないでしょうか。そうであれば11月に行われる2回目の冠模試までにそうならないように用意をしなければなりません。また夏の冠模試は秋の冠模試と比較して対応している大学の数が少ないので、夏の模試がなく秋の模試だけ受ける場合は勉強のペース配分が難しいですが、そろそろある程度仕上げていく必要があります。時間は有限です。みっちりと取り組んでいきましょう。
また、そろそろ共通テストの出願も始まっているようです。多くの場合、高校で大体は用意されていると思いますが、浪人(特に宅浪)していた場合はそういったことも自分で管理しておく必要が出てくるかもしれません。勉強してきたのに受けることができなかった、ということがないようにきっちり用意しておきましょう。以前書いたかもしれませんが、僕は入学金の払忘れで、合格したのに入学できないかもしれないということが起きました…。気をつけるに越したことはないでしょう(笑)。
出願が終わると、いよいよ入試という感じですね。ここまで2次試験の勉強をメインでやってきていた場合は、どこかのタイミングで共通テストの対策も並行して始める必要があります。難関国公立になれば共通テストの配点は2次試験の配点と比較してそこまで高くない傾向(東大と京大の配点についてはこちらをどうぞ)にありますが、2次試験を気分良く受けるためにも共通テストで取りこぼさないようにしておきたいところです。基本的に共通テストは時間との戦いになる科目が多いので、練習すればするほど時間配分が上手くなり得点も安定する傾向にあります。学校の授業がない土日などに過去問や模試の過去問に取り組む期間を計画的に設けておくといいのではないでしょうか。
朝夕が若干肌寒く感じる時期になってきた気がします。寒くなるにつれて塾の空気感もひりつくようになる感触が毎年あります。そして段々と暖かくなっていく春に合格発表の時期を迎えます。ここからの寒い時期を乗り切って望む進路を勝ち取ってほしいですね。
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