公立高校から京大に確実に現役合格する方法
こんにちは。
東大・京大・医学部受験専門、稲荷塾です。
今回は、公立高校からでも京都大学の特に理系学部に合格する方法について書きたいと思います。
まず、京大に合格するために1番重要な点は
高3で理科の勉強に時間をかけられること
です。
これが京大に確実に現役合格するためのポイントで、その理由は、理科が学習時間に比例して点数が伸びやすい科目だからです。
実際、現役生と浪人生の本番の点数を比較すると、時間に余裕のある浪人生の方が理科で点数を稼ぐ傾向にあります。
高3で理科の勉強に時間をかけるためには・・・
ここで重要になるのが、高校生の早い段階で数学がある程度完成しているということです。
数学は学ぶべきことや覚えるべきことが多く、一般的な公立高校のように受験学年になってから新たに数ⅢCを学んでいたのでは理科の勉強に力を入れることができなくなります。
ちなみに、最新の京大合格者数ランキング1位の北野高校でも、数ⅢCの授業がすべて終わるのが高3の夏休み前頃です。
北野高校は大阪の公立高校ですが、授業進度が速い他の進学校でもだいたい同じような感じです。
数学の勉強の進め方
受験生になるまで、つまり高2の間にどこまで学習を進めるかが重要で、押さえるべきポイントは次の2つです。
- 高2の間に数ⅢCの学習を終える
- 数ⅠAと数ⅡBについては、高2の間に阪大に合格できる程度まで演習を行う
阪大に合格できる程度の演習とは・・・
高校課程を一通り学び終えた段階では、入試問題はなかなか解けません。
学んだ内容が入試でどのように問われるかを知り、入試で問われる知識や技術を整理する必要があります。
最終的に京大に合格する標準的な高校2年生の場合、このための演習に1年程度かかります。
具体的な勉強方法について
稲荷塾では、上で紹介した勉強を自分で実行できるように通信講座を開講しています。
高校受験を終えて高1の春から受講する場合、カリキュラムは次のようになります。
「数ⅠA」「数ⅡB」「数ⅢC」は半年間でそれぞれの内容を学ぶ講座です。
「演習1」というのは入試の標準問題が解けるようになるための講座で、阪大に合格できるところまでレベルを上げることが目標です。
数ⅡBまでの学習を終えたら演習を始め、ある程度知識が整理できてから数ⅢCを学ぶと、数ⅢCを飲み込みやすくなります。
以上が高1の春から受講する場合についてですが、稲荷塾の通信講座では様々な状況に合わせた受講ができるよう、次のようなシステムを取り入れています。
- 「数ⅠA」「数ⅡB」「数ⅢC」の各講座は最長半年間で終了し、自由に受講ペースを速めることができる。
- すべての講座は1年中いつからでも講座の最初から受講を開始できる。
これらのシステムを活用して、高1の春以外のタイミングで受講開始する場合におすすめのカリキュラムを2つ紹介してみましょう。
高1の夏から受講する場合
それぞれの講座の受講ペースを上げ、受講期間を少しずつ短くします。
すでに学校で習っている部分のある数ⅠAはなるべく早めに終わるのが理想的です。
上の図は高1の夏から受講する場合の図ですが、受講を開始するタイミングが多少異なっていても、それぞれの講座の受講期間を調整することで高2が終わるまでに阪大合格レベルまで演習を進めることが可能です。
高2の春から受講する場合
学校の授業で数ⅠAが終わっているので、数ⅡBの講座から受講します。
それぞれの講座の受講期間を短くできれば理想的ですが、難しい場合は図のように演習1の講座の前半部分だけを半年間で受講しても良いでしょう。
演習量は少なくなってしまいますが、入試で使う知識や技術は演習1の講座の前半部分だけで一通り学べるようになっているので、十分効果があります。
使用する教材について
「数ⅠA」「数ⅡB」「数ⅢC」の講座では、参考書とテキストを使って自分で新しいことを学び、学んだ内容について専用のwebサイト上で小テストを受けて問題演習を行います。
小テストは基本的にその日のうちに講師やチューターが採点し、返却します。
簡単に満点が取れる問題ではなく、このレベルまで理解してほしいという基準を示すような問題を出題していて、各小テストの目標点は50点です。
基準をクリアできるように勉強を進めていくと、河合塾の全統模試で偏差値70程度の理解度になるように教材を作成しているので、京大受験に適した深さの勉強ができるようになっています。
教材や学習方法について詳しくはコチラをご確認ください。
稲荷塾の通信講座はこんな方にもおすすめ
- 通信講座は教材に取り組まずに溜めてしまいそうで心配
塾が主催している講座なので、塾生が毎週塾に通うのと同じ感覚で講座に取り組めるように工夫しています。
具体的には、それぞれの課題に1週間ごとの期限を設定し、期限内に取り組めない場合は期限が再設定されます。
規定を超えて期限を過ぎると講座の受講が停止されるので、緊張感を持って受講できる仕組みです。(何らかの事情がある場合には受講を一時中断、再開することが可能です。)
- 教材のレベルについていけるか不安
使用する教材に関するものであれば1日1回まで質問でき、基本的には当日中に回答しているので、学習内容が理解できないまま進めなければならないということはありません。
また、受講前に「受講基準診断テスト」を行っており、受講を希望する講座の前の段階で理解が不十分であれば1つ前の講座から受講したり、準備を整えてから受講したりすることもできます。
- 高2になってから京大を目指したいと思うようになったが、勉強が間に合うか分からない
上で紹介したように、受講ペースを速めるなど、状況に合わせた最適な進度での学習が可能です。
個別の状況に合わせた学習方法については問い合わせフォームからご相談ください。
公立中学校の中学生の場合
稲荷塾の通信講座であれば、公立中学校の中学生であっても高校数学の講座を受講することができます。
中3になると他教科も含めた受験勉強で忙しくなるので、中2から遅くとも中3の前半までの間で数ⅠAを学ぶのが良いでしょう。
これには大きなメリットが2つあります。
- 中学生の間に数ⅠAを学び終えていれば、高校生になったときに数ⅡBから学習を始められ、大学受験までの勉強に余裕が生まれる。
- 難関高校の難しい入試問題は数ⅠAの問題をもとに中学数学の範囲で解けるように作成していることがあり、高校受験が楽に感じられるようになる。
以上、公立高校から確実に京大に合格する方法について紹介してきました。
具体的な勉強方法として稲荷塾の通信講座についても紹介しましたので、興味のある方は以下のリンクから講座のより詳しい説明を確認してみてください。
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