公立の中学生が高校数学を先取りする方法

query_builder 2021/04/16
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ポイント

前回の記事では、東大・京大や国立大医学部に現役合格するために高校数学の先取りが必要かについて書きました。

公立の中学生に高校数学の先取りは必要か


結論としては、難関大学の理系学部を志望する場合でも「必ずしも先取りする必要はない」ということでしたが、それでも高校生になる前に高校数学を学びたいという方(あるいは子どもに挑戦してほしいという保護者様)のために、今回は、実際に先取り学習をするならどのような方法が現実的かということについて書きたいと思います。


高校数学を始めるなら中2から

公立の中学生は基本的に高校受験があります。

中高一貫校の場合は中3から高校数学に入りますが、公立の中学生が同じように中3から高校数学を始めると、英語など他教科も含めた受験勉強との両立が大変です。

そのため、公立の学校に通いながら中学生のうちに高校数学を先取りするのであれば、中2から高校数学を始めることをおすすめします


そうすると、およそ中1の終了時までに中学数学を終わらせる必要がありますが、これは独学でも十分可能です。特に、高校数学を先取りしたいという意欲的な生徒であれば。

この方法については、詳細を下の記事で紹介していますので確認してみてください。(算数を終えていれば小学生で始めることもできます。)

【中学数学 独学】高校数学を始めるまでの勉強法

ふね

中2で高校数学を学ぶ手段

次に、中2で高校数学を学ぶ具体的な方法を考えますが、これを完全に独学でできるのは相当上位で自己管理もできる生徒か、数学オタクだけでしょう。

そうなると、塾や通信教育を利用することになります。

学習ペースを作ってくれて、分からないことがあれば質問して解決できるようなサービスが理想的です。

しかし、中2から高校数学に入る進度を基本として学習をサポートするようなサービスは、私の知る限り稲荷塾オンライン講座の他にはありません。


それ以外の方法であれば、十分な量の問題を期限通りに進めるようなしっかりしたサービスの場合は、公立中学校の生徒には定期試験対策や高校入試対策を目的とした課題が出されます。

逆に、学年を超えて自由に取り組めるものであれば、様々な用途に対応できるように最低限の確認問題だけが用意されており、学習ペースも生徒本人に任されるシステムになっています。


稲荷塾の場合は、どの学年の生徒に対しても大学受験のために最適な学習を提供することを追求してきた結果、公立私立関係なく中2から高校数学を始める進度を推奨しながらも、入塾時期に合わせて最適な進度で学習できるシステムを採用しています。

そして、2021年度から教室での指導に加えてオンライン講座を開講したので、居住地に関係なく稲荷塾のシステムでの学習が可能になりました。

またオンライン講座の場合は、授業スケジュールが決まっている通塾生と違い、1年中どのタイミングからでも講座の最初からスタートすることができます。

「中2から高校数学を」と書きましたが、実際には数か月単位で開始時期がずれても問題ありません。

わかれみち

中2から高校数学を始めて、どのように進むのか

高校数学は数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲの3つに分かれていて、一般的な公立高校ではそれぞれの範囲を高1・高2・高3で学ぶ流れになっています。

中2で高校数学を始めて中3は高校受験の勉強をするならば、最も一般的なのは中2の1年間で数ⅠAを学ぶという進め方です。

しかし、せっかく学ぶのであれば、数ⅠAの基礎知識を知っているというレベルではなく、高校入学後に数ⅡBから始められるくらいの完成度で数ⅠAを身につけておきたいでしょう。それができれば大学受験において圧倒的に有利になりますので。


そこで、稲荷塾では数ⅠAを半年ずつで2周します。

数ⅠAを半年で一通り学ぶというのは、通常の2倍のペースで進むということです。

これは、参考書を使った反転授業によって「講師が板書して生徒がノートに写す」という作業をカットして効率よく授業できるようになり、可能になりました。

しかし、ただ速く進むというだけでなく、学習内容をしっかり身につけるという意味で特に効果を発揮しています。


少し具体的に説明しましょう。

数ⅠAの講座の中には単元テストと呼ばれるまとめテストが3回あり、その成績で理解度を判断しています。

簡単な問題ではないので、3回の平均点が50点あれば数ⅠAが身についたと判断します。これは、全統高1模試で偏差値70程度の基準です。

中2で数ⅠAを受講した場合、1回目(最初の半年)で50点を超える生徒はほとんどいません。

しかし2回目の受講になると、1回目で学んだことが予習になり、数ⅠAの全体像が見えているため、ほぼ全員の点数が上がります。もちろんテスト問題は1回目と2回目で異なるので、問題を覚えていたということではありません。

また、1回目に平均点が30点以上だった生徒の多くは2回目には50点を取れるようになります。

「中2生が数ⅠAを半年で終わらせるなんて無理」などと言わずに、苦労しながらでもまずはやってみることをおすすめします。

余裕

やってみて余裕がある場合は

数ⅠAを半年ずつで2周すると説明しましたが、自分にどのくらい適性があるのかはやってみないと分からない部分があります。

もし、本当に数学が得意であったり、面白いと感じる場合は、数ⅠAを半年で学んだあとに次の半年で数ⅡBを学ぶこともできます。

過去には、中2の最初から中3の夏までの1年半の間に数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲの全てを半年ずつで終わらせた公立中学校の生徒もいました。(その後、半年で高校受験の準備をして公立のトップ高校に進学しています。)

通っている学校に関係なく、それぞれの理解度に合わせて自由に進め方を決定できるのが稲荷塾のメリットです。

相談いただければ、最適な進め方を個別に提案することも可能です。


まとめ

  • 公立中学の中学生が高校数学を始めるなら中2から始めて、中3は高校受験の勉強に取り組みましょう。
  • 稲荷塾オンライン講座なら学校・学年に関係なくいつからでも高校数学をスタートできます。
  • しっかり身につけるためには数ⅠAを半年ずつで2周するのがオススメです。
  • 余裕があれば、半年ずつで(あるいはもっと速く)数ⅡB・数Ⅲと進めることもできます。 

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