英語について
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
英語でのやりとりをDeepLに頼るようになってしまいました。日本語で文字を入力するとすぐに翻訳してくれるので、書きながら自然な形に修正できて使いやすい一方、これに慣れてしまったら英語力の向上は止まるだろうな、とも感じてしまいます(最近は英語にほとんど触れていないので向上も何もないですが)。
僕がちょうど受験生だったときに京大入試で自由英作文が始まったので、英語教育も変わってきているなと感じたことを覚えています。そのときの思い出話としては、例年大問3問(英文和訳(i)、英文和訳(ii)、英作文)だったのにその年は大問4問(英文和訳(i)、英文和訳(ii)、英作文、自由英作文)に変わったことで、冊子の表紙かどこかに大問1~4という一文が書かれて試験会場に困惑が広がったということがありました(記憶違いかもしれませんが)。結局、例年の大問3の(ii)が大問4になっただけで配点は変化があまりなく、時間配分についてもそこまで問題がありませんでした(ただ、僕は平均点を普通に下回りました…)。
最近の英語教育も以前と比べて少し変わってきたような感じがしますが、それでもテクノロジーの進歩はそれを上回っているように思います。以前は英作文の添削は自力では難しい行為でしたが、最近は添削してくれるようなツールも出てきました。こういった状況において、英語のような他言語を学ぶ際に最も重要となることが、環境からモチベーションに変わりつつあるように感じています。
ということで、テクノロジーの進歩により個人でできることが増えた一方、結局それを使うのもまた個人であることから、勉強(特に英語)の個人差が出やすくなったように感じる、という話でした。英語も他の科目以上に積み重ねが大事な科目になっているので、早い段階でやる気になって頑張れば必ず得意科目にできます。そろそろ頑張らないとと思っている学生はちょうど年度の終わりに近いのでちょうどいいタイミングだと思って頑張ってみてください。
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