冠模試の結果の見方
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
そろそろ11月に受けた冠模試の結果が返ってくる時期になりました。大事になるのは点数、順位、8月からの変化、の三つだと思います。
まず、当たり前のこととして点数は重要になりますが、模試より本番は少し簡単になる(点数が高く出やすい)傾向があり、11月の結果から本番で例年の最低点を超えていけるような可能性があるのかが大事になってきます。京大については最近最低点が乱高下しているので、なかなか最低点を予想するのは難しいかもしれませんが…。
次に志望学部内での順位は非常に重要です。秋の冠模試は基本的にその大学を受けようと考えている受験生の大半が受けるので、順位は非常に大切になってきます。実戦では点数の分布が棒グラフで表してあるので視覚的に自分の位置がわかりやすい一方で正確な順位が分かりにくく、オープンは順位が非常に分かりやすい一方で点数の分布は少し見にくくなっています。こういった細々した情報は同封されている冊子を確認すると良いかもしれません。合格者数の半分ぐらいまでの場所に位置付けることが出来ていればかなり良い結果であると言えますが、順位がちょうど合格者数のあたりにあれば、そういった点数の受験生の集団は入れ替わりが激しいので本番で実力を発揮できるかが合否を分けるようになります。
また、8月の冠模試の結果から課題点がどれだけ改善しているかについても非常に重要な要素になります。夏の結果で特定の科目が弱かった場合、11月までに上向いてきているならば本番までにさらに改善していくことが予想されますし、夏の段階でよかった科目の点数が落ちていた場合は手をつけていなかったことが窺えるので早急に計画を立て直す必要が出てくることになります。
いずれにしても、いろいろなことを結果から読み取ることができると思います。塾の生徒の模試の結果を見させてもらっていると、大体は普段感じている印象が結果に表れているように思います(普段からきっちり勉強しているように見える生徒は全科目そつなく点数を取っていたり…)。自分の結果を眺めながら自分と向き合い、今後どうすれば合格できるのかと自問自答することが残り2ヶ月間の勉強を充実させるために必要になってきます。多少悪い結果だったとしても改善点が明確であれば、それを残されている時間で潰していけば結果は変わってくるでしょう。
この時期になると自分の受験生時代がありありと蘇ってくるような感触がします。やるべきことがかなり明確になってくる時期なので、僕自身は気持ちが引き締まりましたね。記憶の中では理科(特に化学)の問題集ばかりやっていたような気がしています…(少しセンター試験の勉強もしていたかも)。生徒の模試の結果を見ていると理科が弱い場合が多いので(現役生なので仕方がない面もありますが)、もどかしく感じることも多いですが、一方で英語の点数などは当時の僕よりもかなりよかったりするので、少し烏滸がましい気持ちかもしれません(笑)。なんにせよ、良い結果で終わって欲しいものです。
今日は冠模試の結果の注目すべき点についてのブログでした。
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