インプットとアウトプットの間

query_builder 2023/10/13
ブログ
IMG_1915

こんにちは。

 

通信講座の採点をしている稲荷興心です。

今日から三日間運動する予定があるので大変です。初日の今日は全身の筋肉痛に悩まされています。日曜日の雨予報が実現することを全力で願ってしまいます。

 

さて、今日は最近小学生と接していて、勉強する上で大事だなと感じたことについて書いてみたいと思います。

 

僕が小学生だった頃は利発というよりはおっとりした子供だった記憶があり、今の小学生は僕が小学生だった頃と比較して早熟だなと感じることもあります(笑)。ただその分、効率を重視しているせいか、わからないところがあるとじっくり考えることなく解き方を質問して来ることも多いように感じます。それを見ていると、いろいろ考えることがあります。

 

勉強にはインプットとアウトプットのどちらがより大事か、という議論がなされることがときどきありますが、もちろんインプットとアウトプットのどちらも大事に決まっています。新しいことを学ぶきっかけであるインプットがないと思考は堂々巡りになりやすく、学んだことを発信するアウトプットがないと学んだことの客観視ができません。そもそもインプットとアウトプットで役割が違うので、どちらがより重要なのか考えること自体がナンセンスです。

 

それよりも最近感じているのは、インプットとアウトプットの間の時間の大事さです。学んだ知識が定着していかない生徒は、学んだ知識をすぐに使おうとしすぎているように感じることがあります。逆に、学んだ知識がしっかりと定着する生徒は、学んだ知識について解釈する時間をとっているように思います。この解釈するために考える時間が、他の知識との関連を理解したり知識を応用するための方法を思いついたりするために重要になってくる感触がします。

 

また、このインプットとアウトプットの間の時間の取り方の癖はなかなか変化しないので、中学生までに習得できていないとその後も影響を与えます。高校生になって覚えることが増え始めた際に、一つ一つの知識を個別で覚えていくような非効率的な勉強方法しか知らないと、出てきた知識を覚えるだけで手一杯になります。

 

ということで、できることなら小学生や中学生には学んだことについて考える時間をしっかり取ってあげたいなと感じています。最近は早く問題が解けるほど良いという風潮がありますが、そこに逆行してゆったりとした勉強法を提唱していきたいところです(もちろん数式の処理速度は練習して上昇させる必要はあります)。中学数学は高校数学と比較して分量があまり多くないため、ゆったり勉強しても1年で十分勉強できる内容となっています。再三にはなりますが、最近中学数学を勉強するための参考書が発売されたので、そちらも活用していただければと思います。

 

最後に、「ゆったりとした勉強法」とは言っていますが、インプットとアウトプットの間に考える時間を設けようという話であり、進度として遅く勉強した方が良いと考えているわけでないことを強調しておきたいと思います。今日は、勉強する上で大事だなと感じたことについてのブログでした。

NEW

  • 雑多な話題

    query_builder 2024/11/18
  • 新しい高校受験の方法について

    query_builder 2024/11/05
  • 授業効率の2倍化について

    query_builder 2024/10/29
  • 東大の数学の入試問題で発見した少し面白い話

    query_builder 2024/10/26
  • 公立高校から京大に確実に現役合格する方法

    query_builder 2024/10/19

CATEGORY

ARCHIVE