早起きは3問の徳
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
早起きというほどでもないですが、いつもより早い時間に起きて午前中に数学の問題を3問解きました。これが本当の早起きは3問の徳ってやつですね。
さて、今日は完全にネタ切れです。前回の中間報告からは間が短すぎるので(特に三連休の後半2日間は何もしていません)、報告できるような内容もありません。なので最近の塾での話題に少し触れてみたいと思います。
稲荷塾は京都(といっても外れの方)にあるので、東大を受ける生徒よりも圧倒的に京大を受ける生徒の方が多いです。高校生の時を思い返すと大学についてほとんど知らない状態だったなと思いますが、高校生の多くがカリキュラムであったりその大学でないとできないことであったりはなかなか把握できていないことが多いと感じています。特に東大と京大は比較されることは多いですが、どちらかの大学でないとできないことはあまり知られていないように思います。ちなみに東大に通ったことがないので僕も知りません(笑)。東大は進振りが厳しいという噂を聞くぐらいです。
なので、京都や大阪などの高校生は地理的に近い大学である京大を選ぶ事が多いように思います。まあ、実際に京大に入ってみると東大は受ければ受かったと思うと豪語する人もいる一方で受けても受からないように感じたので京大にしたという人もかなりいたので大学の選び方はいろいろだと思いますが。
前置きが長くなりました。何が言いたかったかというと、今年も京大を受験する生徒が一定数いるという話です。そして8月にあった京大オープンや京大実戦の結果が返却される時期になりました。少し結果を見せてもらうと、数学については二つの模試の間で結構結果が違う生徒が多い印象です。片方が100点以上あるのにもう片方は50点近い場合があったりします。これは数学では問題が6問しかないことによるのではないかと思います。これが英語や理科になると誤差がもう少し少なく、割と今の段階での状態を反映している感じがします。詰まるところ、なかなか数学の実力を測るのは難しいようです。
これは本番でもそうで、理科や英語の結果はある程度予測ができますが、数学の結果は少し予測しにくいです。そういうこともあって、数学は運ゲーと捉える風潮もありますが、そうは言っても個人的にはやはり実力通りになることが多い気がします。普段取れている人が本番ではできないということはままあることですが、普段できていない人は本番ですごく出来たといった話はあまり聞きません…。なので普段からしっかりと得点できるように目標を設定するのが良いように感じます。
あとは模試の数学の点数の取り方なども興味深い観点です。理系の場合、大問一つはおよそ30~35点ですが、大問1つにつき10~15点ほどの部分点で点数を集めている場合、少し不安を感じます。完答している問題が少ないと本番の採点次第では部分点がなかったために、普段よりも点数が低いということが起こり得ます。模試などでは完答を目指して解くことを心がけると良い気がします。
受験は他の科目の点数にも合否が影響されますが、やはり数学で点数を稼げるようになればかなり結果が安定して来るようにも思います。運ゲーだと思ったりせず、実力を鍛えていきましょう。今日は取り留めのない話でした。
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