理想的な演習のための問題選び
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
三連休は遠出し、和歌山まで行ってきました。京都の北側は日本海に面していますが、長岡京市内からは海は少し遠いため、あまり海が身近ではありません(どちらかというと大阪湾の方が近い)。なので、ときどき海を感じたくなります。実際、三連休は海を感じることができて、大満足でした。
さて、今日はいいブログのネタが思いつきましたが、リサーチ不足とスペース不足で見送りました。今後書く機会が来れば良いなと思っています。仕方がないので、他の話題を探すことにしましょう。最近問題を解きながら考えていることについて書いてみようかなと思います。
僕が入試問題を解いている理由はシンプルで、テキストを作るためと数学力を磨くためです。どちらの目的においても共通して考えるのが、「この問題を改題するならどうする?」ということです。
大抵の入試問題において、受験生の点数が適度に分散するように大問をいくつかの小問の集合にしています。例えば漸化式の問題などでは第2項や第3項を求めさせて法則性を推測させたりするような小問が多くの大問に含まれています。しかし、塾で使用する演習問題は10~20分ほどで解き切れるように作る必要があり、こういった少し過剰な誘導についてはバッサリ削っていくことになります。そういった改題を行う際に一歩間違えると簡単な問題が解けないぐらい難しい問題になることが起こりえます。そういったことから、解きながらこの誘導はなくても解けるのか、といったことを常に考えています。
こういった思考は受験生にとっては必要ではないかもしれませんが、「この小問の誘導がなければ大問を完答できたか」などについて考えてみれば段々と誘導がなくても問題の構造や問題で問われている本質的な部分に気がつけるようになると思います。難しいとされる問題にはいろいろな形態がありますが、その一つにどういった状態になっているかが分かりにくい問題があり、そういった問題では自力で状況を解釈する必要があります。この解釈する力は誘導がない問題で演習することによって身につけることができると感じています。
こういったことから、問題集の問題などでは一回やった問題について誘導を減らしてストックしておいてやり直す際に試してみるなどといった方法が考えられますが、なにぶん面倒です(笑)。こういった面倒な作業をすることなく入試問題のいいところだけを取り出して演習問題にしようと考えているので、最大限演習効果のあるテキストができることを期待しています。また、もちろん現在使用している演習1/2や演習数IIICのテキストは今回書いたような点についてよく練られているので、演習としてお勧めできる内容になっています。数IIBまで勉強できていれば、演習1をやることで基本的な入試問題に対応できるようになるので、高校数学が一通り勉強できていてどうやって演習しようかと考えた際の選択肢として考えて頂ければ幸いです。
今日は理想的な演習のための問題選びについての話でした。
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