大学受験までの数学のカリキュラムについて

query_builder 2020/11/23
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東大・京大を目指すのであれば高校数学を一通り学び終えてから2年間演習するのが理想的だと前回のブログで書きました。

そこで今回は、どのようにすれば2年間の演習期間を確保できるのかについて書きたいと思います。


結論から書くと、2年間の演習期間を確保する方法は何通りもあります。

実際にどのような方法があるのか、現在稲荷塾に通塾している高1・高2の生徒を例に紹介します。


数Ⅲクラスを受講中で来年度から演習クラスに入ることができる高1生や、高1の間に数Ⅲまでを学び終えて演習クラスを受講している高2生は、受験前の2年間を演習に充てることができます。

これらの生徒がどのように学習を進めてきたかを見てみると、いつ高校数学を学び始めたかによって大きく3つのパターンに分けることができます。


① 中2から高校数学を学び始めるパターン

小学生の間または中学入学と同時に稲荷塾に入塾した場合、中1の間に中学数学を学んで中2から数ⅠAクラスに入ります。

稲荷塾では、数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲはそれぞれ半年間のクラスで学び、どのクラスも2回まで受講が可能です。そのため、中高一貫校の生徒は、全てのクラスを2回ずつ受講したとしても中2・中3・高1の3年間で高校課程が終わります。1回の受講で次に進めたクラスがあれば、その分だけ演習期間は長くなります。

公立中学校の生徒は、中3の1年間(または半年間)は高校受験の勉強のために休会する場合が多く、その場合でも高1で高校課程が終わるように調整することができます。

一般的なのは、中2の1年間で数ⅠAクラスを2回受講して、中3は休会し、高1で数ⅡBと数Ⅲを半年ずつで学ぶ、という流れです。中学生が数ⅠAを半年で身に付けるのはそれほど簡単ではありませんが、高校生が数ⅡB・数Ⅲを半年ずつで学ぶことはモチベーション次第で十分可能です。

中には、数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲの全てを半年ずつで終わらせ、半年間だけ高校受験の勉強をして、高1から演習クラスに入った、という生徒もいます。



② 中3から高校数学を学び始めるパターン

中高一貫校の生徒が学校で高校数学に入るのに合わせて入塾すると、中3・高1の2年間で高校課程を学ぶことができます。この場合は、入試の中心となる数ⅡBのクラスだけを2回受講し、数ⅠAと数Ⅲは1回ずつ受講するのが一般的です。


③ 高1から高校数学を学び始めるパターン

高校受験をして高1から入塾する場合は、特別クラスに入り、1年間で数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲの全てを学ぶことが可能です。

特別クラスについてはまた改めて詳しく書きたいと思いますが、現在高2の生徒では4人が特別クラスから演習クラスに入って頑張っています。




2年間の演習期間を確保するための学習進度を3パターンに分けて紹介しましたが、演習クラスに入った後の理解度や成績にこれらのパターンによる違いは見られません。ですので、どのパターンが良いということはありません。

それよりは、大学受験を意識したり、勉強に対するモチベーションが高まったタイミングで最適な方法を選ぶことが重要で、そうすると高校課程の学習をスムーズに進められる可能性が高くなります。


それから、稲荷塾での受講の進め方を書いてきましたが、どの地域に住んでいてもこれらの方法で学習を進められるようにという思いで、2021年度から通信制のオンライン講座を始めることにしました。

通塾の場合は各クラスの授業日程が決まっていますが、オンライン講座では好きなタイミングで受講を開始できるシステムにしましたので、より自由に学習進度を決めることができます。

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