台風にはお気をつけて... | オンライン上での通信制コースをお届けし塾の運営側よりコラム記事などの情報を発信

こんにちは。

通信講座の採点をしている稲荷興心です。

台風10号が九州に上陸しましたね。昔どこかで「いいよな、台風は進路が決まっていて」というネタなのか本気なのかわからない文章を見かけましたが、今回の台風は一味違っていて直前になってもどこを通過していくかわかっていない状態です。当初では関西に直撃するという予想でしたが、最終的には西の方に進路を取りました。今回の台風は特に強いという情報もあります。通過する可能性がある地域にお住まいの方はくれぐれもお気をつけください。通信講座にはあまり関係ありませんが、塾の方では暴風警報などが出た際は休講などもあり得ます。予報では8/31から9/2にかけて京都に最接近する模様です。台風が京都を通らなかった場合も情報を注視しながら気をつけてお越しください。

さて、気がつけば8月も終わりかけです。夏にやり残したことがいくつも頭に浮かんできます…。なぜか夏が最も儚い季節であるような気がしてなりません。だんだんと涼しくなっていくのを感じるからでしょうか。それとも蝉の声が聞こえてくるからでしょうか。そんな儚い季節である夏ですが、受験生にとっては、それはもうとんでもなく儚いものです。毎日大切に時間を使いながら勉強してもあっという間に過ぎ去ってしまう夏休みは、終わるまでに成長を実感できないこともあると思います。塾でチューターをしてくれている大学生たちに以前「どのタイミングで成長を実感できたか」について聞いてみたことがありますが、大体の場合は高3の秋ということが多く、遅い場合は冬と言っているチューターまでいました。特に数学の場合、根を詰めて勉強したからといってすぐに結果がついてくることは珍しく(なんせ入試で問われる範囲が膨大ですから)、夏休みにこれまでやってきた問題の復習に取り組んで得られた成果はやはり秋以降にじわりじわりと現れるようです。焦れったい気持ちも出てきますが、できることから着実に進めるのが吉でしょう。また、高校2年生とってはここからの1年での頑張り始めるタイミングを早めれば早めるほど結果がついてくるのが早まるとも言えます。高校3年生の夏以降で実力がついていないことに慌てないように早めの準備を心がけると良いのではないでしょうか。

台風が来ると季節の変わり目を意識するようになりますが、体調には(もちろん天災にも)くれぐれも気をつけてお過ごしください。