秋近し
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
昨日は高校野球(甲子園)を少しだけ観るつもりでテレビをつけたら、とても引き締まった試合内容で結局最後まで観てしまいました。決勝だけあってドラマチックな瞬間が沢山あり楽しめました。特に10回裏のフォアボールで満塁になった瞬間のピッチャー(西村くん)の表情は大崩れしそうな予感をさせましたが、そこから持ち直したメンタルの強さは目を見張るものがありました。自分もかくありたいものだなという気持ちにさせられました。また、塾という若者を応援することのできる環境にいれることのありがたみも感じました(僕自身もまだまだ若いつもりですが…笑)。だんだんと入試も近づいてきている実感があり、最後の最後にいかに実力を発揮し切るかというところに関心が出てきてしまいますが、結局は普段の練習量(勉強量)による自信がものをいうような気もします。なかなか100%の力を発揮するのは簡単ではないですが、やれることは普段の勉強をいかに積み重ねるかということではないでしょうか。
さて、塾では期の変わり目なので数IAから数IIICの授業では単元テストがそろそろあります(数IIICだけはもうすでに終わってしまいました)。進級の基準は3回のテストの合計が150点を超えること、つまりテスト1回の平均が50点を超えることなので大体の場合は2回の単元テストを終えた段階では進級は確定しません。進級できない場合はもう一度同じクラスを受講して予習からしっかりやり直すことで次の半年で基準を超えて進級してもらうことになっています。1回目に学ぶときには曖昧にしてしまっていた部分と向き合い、予習のレベルを上げて小テストに臨むことでより一層効果的に学習が進むと思います。特に中学生が高校数学を学ぶ場合、2回学んだ方が後々演習を始めるときに定着度が高い場合もあるでしょう(もちろん1回で全て理解するのが一番良いことではあります)。あまり焦りすぎずに取り組むと良いと思います。また高校生になると時間が有限であることを強く意識するようになると思います。2回の単元テストで進級基準ギリギリの場合は今回のテストを頑張って進級していって欲しいですね。その場合も定期的にこれまでの内容を復習する時間をとって定着に努めて欲しいなと思っています。やっぱりやりっぱなしが一番危ないですからね。
ということで、近況報告でした。まだまだ暑日が続いていますが、そろそろ秋です。スポーツの秋、勉強の秋、読書の秋…、いろんな秋がありますが、充実した期間にしたいですね。
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