あつい
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
午前中に少しお出かけをしましたが、あまりの暑さに体が溶けていくかのようでした。身の危険を感じる、暴力的とも呼べる暑さですね。夏は嫌いではないですが、こう暑いと恨み言の一つは言いたくなってしまいます。なぜこんなにも暑いのか、僕には分かりませんが、暑さには気をつけて生活したいものです。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、という言葉があります。苦痛などが過ぎ去ってしまえばそれをすっかり忘れることを指し、転じて苦しいときに受けた恩を時が過ぎると共に忘れてありがたく思わなくなることを意味するようです。しかしながら、これは実際どうなんだろう、と思うこともあります。熱湯を飲んだ際は舌を火傷して味覚がなくなったりするので、喉元を過ぎても苦痛は残りがちです。むしろ喉元を過ぎて忘れるぐらいの熱さであれば、それは熱くないといって良いのではないでしょうか。比喩に対して目くじらを立てることほどしょうもないこともないですが、少し気になっています。
そういえば、暑さと熱さの違いはなんでしょうか。気温に対しては「暑い」を使用し、それ以外に対しては「熱い」を使用すると思いますが、わざわざ使い分ける理由は分かりません。主観と客観の違いかとも思いましたが、そうでもなさそうです。これも気になりますね。以前は国語に苦手意識がありましたが、言語学というのも案外面白いということがわかってからこんなことばかり考えてしまいます。
という文章をエアコンの効いた涼しい部屋で書いています。今朝感じた暑さなど、とうの昔に忘れてしまいました。これが本当の「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というやつでしょうか。とはいえ受けた恩は忘れずに生きていきたいと思っています。そして受けた恩は必ず返すことをモットーにしていきたいものですね。
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