苦戦
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
昨日まではセーターを着ていましたが、そろそろ暑くなってきたのでシャツに変えました。なんとなくパリッとした気分です。まだまだ気が早いですが、夏が近づいてきた感じがしますね。いまだに「春眠暁を覚えず」となっていますが…。
最近塾の授業で、数IAでは解の配置を、数IIBでは数列をやっており、どちらも苦戦する生徒が続出している印象です。数IAでは因数分解などをこれまでやってきており、その分野では中学数学がしっかりしていると苦戦する部分があまりなかったものの、二次関数に入って複雑で新しいことを学ばなければならなくなったため、予習が甘くなって苦戦している感じがします。数IIBでも三角関数は三角比を数IAでやっていたため、ある程度は前提を理解している段階から始められたり、指数対数は感覚的にできてしまう部分が多かったりするため、苦戦していなかったものの、数列になると様々なパターンを同時に覚える必要があって大変に感じているのかもしれません。
解の配置も数列もどちらも入試問題を解く上では非常に重要な範囲になっており、ここを曖昧なまま終わらせてしまうと、その後長い間苦労することになります。こういったパターンがいくつかあって、それに対応する方法をきっちりおさえておけば大抵の場合は解けるようになる分野は練習量が大事になるような気がします。自分が勉強した時のことを忘れてしまっていますが、例題で理解できたと思ったら演習問題を自力で解けるかを意識して勉強したような覚えがあります。その過程で自分流の解答の書き方が身につき、分野の全体像が把握できました。苦戦している生徒はある程度までは練習だと割り切って解答を書くことを試してみてはどうでしょうか。眺めているだけよりも有意義な時間になることでしょう。
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