計画

query_builder 2024/03/12
ブログ
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こんにちは。

 

通信講座の採点をしている稲荷興心です。

新年度なので様々な業務が溜まっており、どれから手をつけたものか、と悩んでいますが、何事も始めないと終わりが来ることはありません。まずはTo Doリストを作成してみようと思っています。ブログもその中に放り込んでみました。やるべきことの整理は何よりも大事だったりもします。

 

塾としては新年度ですが、世間一般では学校の新学期はもう少し先なのではないでしょうか。もうすぐ高校3年生になる学生にとっては、ついに受験が身近なものに感じられるようになってくると思います。去年の今頃の時期にチューターに高校2年生と高校3年生の間である今の時期に何をしていたかを少し尋ねたことがあります。チューターはあらゆる質問(数IIICも)に応えられるように理系の卒業生にしてもらっているので、特に理科の勉強の話になりがちですが、理科は大体高校3年生になるまでに簡単めの問題集を1周はしていて、高校3年生になった段階では大体の全体像が見えているようにしている感じがしました。そして重要問題集といった定番の問題集を夏までに1~2周することで基礎を固め、夏休みの時間のあるタイミングで過去問演習やさらにもう少し難しい問題集に取り組むことで実力を伸ばしているように思います。こういったコースに乗っていくためには、やはり夏までの計画がしっかりしていることが重要になります。具体的な勉強の進度が高校3年になるまでにしっかり出来上がっていると、その後の勉強の効果が一気に上昇します。ということで、新学期になる前に計画を立ててそれを実行する習慣をつけてみてはいかがでしょうか。一旦夏休みまでの計画でも良いでしょう。その計画が具体的に(つまり短期的な目標に)なればなるほど、合格へと近づいていくことでしょう。

 

などと偉そうなことを言ってみましたが、なかなか実行するのは難しいことも事実です。高校3年生になった段階では部活を続けている学生もたくさんいるでしょうし、勉強時間を捻出すること自体が難しかったりします。しかしながら、発想を変えてみると「こうした限られた時間の中で目標を達成する能力が身につけば時間が自由に使える夏休み期間の勉強はとても効果的になる」とも言えるでしょう。まずは計画を立ててみる、そしてそれを実行できるかを試してみる…、そうすることで自分がどれぐらいの時間集中して勉強できるのかがわかってきます。あとは集中できる時間で勉強時間を分割し、合間に休憩を入れたりしながら勉強をすれば夏場の長時間の勉強に耐えうる身体が出来上がることでしょう(笑)。

 

最近、「努力できるかどうかは環境に依存するか」という話題について様々な人が各々の意見を主張しているのを見かけましたが、受験という観点からすると常に測られるのは点数のみです。そう言った意味で、努力ができないことは本人が納得する理由にはなっても言い訳にはなり得ないと個人的には思っています。つまり、どんな経緯があるかよりも努力できるかどうかの方が、受験という一点においてはよっぽど重要であると感じているわけです(もちろん他の観点からするとそうではない場合も多いとは思います。またそういったことが今回の議論の主題でもあるでしょう)。言い訳が全くない人生を送ってきたわけではないので(笑)、言い訳するなとは口が裂けても言えませんが、自分の勉強とその後の進路については自ら計画を立てて努力していってほしいなと感じることも事実です。こちらからはそのお手伝いしかできませんが、ぜひ積極的に質問や採点などで頼ってもらえると嬉しいなと思います。

 

今日は計画という内容のブログでした。

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