画竜点睛を欠く
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
今日は朝からテニスをしてきました(詳しくはこちらをどうぞ)。テニスは基本的に6ゲームとれば勝利となりますが、5-5となった場合はどちらかが連続して2ゲーム取るとその時点で終了し、6-6となった場合はタイブレークという少し特殊な設定で勝敗を決定することになります。今日のゲームは4-1まで追い詰めてから巻き返されて5-7で敗北してしまいました。結局後半は1ゲーム取る間に6ゲーム取られたことになります…。早起きして9時から11時まで頑張りましたが、なかなかに厳しい2時間でした。
画竜点睛を欠く、という言葉があります。中国の古事成語が由来のようで、描いた竜に最後に瞳を描き入れたところ飛んでいったという話から、物事の大詰めのことを画竜点睛と呼ぶようです。これを欠くということは、肝心である最後の仕上げができていないということになり、詰めが甘いといった意味になります。
今日のテニスの後半戦はこの「画竜点睛を欠く」という言葉がふわふわと浮かんできて、集中すべきポイントで余計なことを考えていたのが敗因のような気がします。失敗したな、というポイントを思い出してしまい、落ち込んでいるうちにいつの間にか試合が終わってしまっていました…。最近は全豪オープンというテニスの大きな大会が開かれていて毎日テレビで観戦していますが、トップ選手ほど集中力の上げどころを分かっているように見え、その集中力を上げる大事な場面は大体試合の後半にふとしたタイミングで訪れるように思えます。見ている感じでは、集中力はだんだんと上昇するのではなく急にピークを迎えるようです。つまり一定の集中力を保っていたところから、さらに集中力を上げるだけの余地がある選手が強い(つまり勝っている)選手という評価を得ているように思えます。
この集中力を一気に上げる秘訣というものを探しているうちにテニスではあまり試合に出ないようになってしまいました。今では時々遊びでやる程度です。ただ、こういった重要なところで集中力を上げるための訓練はしていきたいものです(できることならテニス以外で)。詰めの甘さはどうしたら治るのでしょうか。今後も考えてきたいものです。
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