時間配分と激励

query_builder 2024/01/18
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こんにちは。

 

通信講座の採点をしている稲荷興心です。

今日は共通テストが終わって初めての演習1のクラスです。今週はまだ普通の演習ですが、来週からは直前演習が始まります。週一回その場で与えられた問題について取り組む形になるので、そういった中でだんだんと感覚が研ぎ澄まされていってほしいな、と思っています。解法が思い付くようになるだけでなく、答案の書き方についても注意を払えるようになればなお良いでしょう。そういったことにも注意を払えるようになると落ち着きが出てきて時間配分なども自ずと定着すると思います。

 

受験本番は多くの場合、時間との戦いになります。また、普段の練習では時間が足りているような科目でも、本番になると時計に目が行かず計画よりも時間が経ってしまっていることに気がついて焦ったりすることが起こり得ます。特に数学の場合、問題数が少ないので一問の比重が大きく、解けそうでなかなか解けない問題などがあると深追いしてしまう傾向にあります。また、他の科目では過去問を見ていると大問の並びに一定の法則があったり(例えば英語だと長文問題と英作文の問題が何番にあると決まっていたり)しますが、数学の場合、大問で問われる分野は毎年変わることが多いので計画自体を立てにくいようにも感じます。つまり時間配分を守ることが少し難しい科目になります。

 

ということで、時間配分の失敗で解けるはずだった問題が解けない、といったことを避けるためにはどうすれば良いかを考えなければいけないわけです。事前のイメージトレーニング(過去問演習)も重要ですが、根本的な部分としての考え方ももちろん重要です。つまり、考えれば解ける問題に対して、取り組む時間を捻出できないことを避けるため、強制的に全ての問題に取り組むようにすればよいと考えるわけです。

 

京大理系数学の場合について書いておくと、試験時間は150分で大問は6問になります。最近は大問の中に小問があったりする問題も増えましたが、基本的には6問の問題について取り組むと考えて問題がないでしょう。この6問について最初に15分ずつ使用し考えた場合、90分で一通り全ての問題を考えたことになります。この15分で何問か解くことができれば言うことなしですし、仮に完答できなかったとしても、設定を理解し解法を考える時間として15分は十分な時間です。そして残った60分間で一通り見た問題のなかで完答できそうな問題に取り組むと、4完するためには1問15分使用できることになり、結果として一問合計30分を費やしたことになります。このメソッドのメリットは最初に書いた通り全ての問題に一通り目を通せることにあります。確認できなかった問題を減らし、解ける問題を見極める時間を設定することは総合的に得点を上げることにつながるでしょう。もちろん最初の確認の時間を15分ではなく10分にしても良いですし、そういった部分はやってみて慣れておくと良いと思います。

 

また演習のクラスでは演習問題について10~20分ほど測って解いてもらっていますが、これは受験本番を見据えて10分以内に解法を考えて手を動かし始める練習の一環です。通信講座でも演習のクラスを受講している場合は自分で時間を測って時間を意識しながら取り組むと最終的に時間配分に悩むことがなくなると思います。

 

これからどんどんと本番まで残された時間がなくなっていくので、気持ちが落ち込んだりすることもあるかもしれませんが、本番では結局自分がやってきた以上のことは出せないことが多いので残された時間を有意義に使ってできる限り「自分がやってきたこと」を増やしておきましょう。それが最終的に自信につながります。是非ともやりきったと感じて本番を迎えてください!

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