セミの話
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
昨日のブログの最後に載せた問題ですが、答えは西暦2853年のようです。セミAとセミBが同時に大発生するタイミングを求め、それとセミCが同時に発生するとして求めれば良いようです。ちなみにセミA/B/Cが同時に大発生するタイミングの周期は1001年らしく、天文学的(?)な数字になっています。
また、軽く調べてみたところ、13年や17年周期で大発生するセミは北米に存在するようで、素数ゼミや周期ゼミと呼ばれているようですが、7年や11年周期で大発生するセミはいないらしく、数学の問題のためだけに作られた存在のようです。この実在する素数ゼミについて、周期が存在する理由やメリットについていろいろな意見があるようで、調べてみると面白いことがいくつか書かれています。
元々は色々な周期で大発生するセミがいたらしく、素数以外の周期で発生するセミは他の周期で大発生する機会が多く、交雑が進むごとに減少していった可能性が高いなどといった話は、交雑により周期が乱れるとデメリットになるという意味で納得できますが、周期がなくなる方向に全体として進まなかった理由などは気になります。大発生することが天敵による捕食の影響を少なくしたり、容易にペアを見つけやすいのは納得できますが、日本のように毎年セミの大合唱が聞こえてくるところ(京都はクマゼミやアブラゼミが多いです)に住んでいる身としてはあまりデメリットに感じません。実際にどれぐらい大発生するのかをみてみたいものです。
京大のグループが周期ゼミの成虫からDNAを抽出し、解析を行うことで系統樹を作成した記事が出てきたので周期ゼミに対して詳しくなろうという方は読んでみると良いかもしれません。成虫からサンプルを集めたということでサンプル集めにどれぐらいの時間がかかったか気になります(笑)。元論文がオープンアクセス(PNAS)なので、論文自体も読めると思います。
今日はセミについてのブログでした。
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