【数学 オンライン講座】反転授業のメリットと受講生の声
稲荷塾オンライン講座は、稲荷塾の反転授業を教室に通わずに受講できる通信制講座です。
今回は、通塾コースで反転授業に参加している中学生・高校生を対象に反転授業に関するアンケートを実施しましたので、その結果を紹介したいと思います。
その前に・・・
稲荷塾の反転授業とは
一般的な授業は、教室で新しいことを学び、家庭でその内容を復習します。
それに対して反転授業は、教室と家庭の役割を反転し、家庭で予習をしてから教室で授業を受けます。
稲荷塾の反転授業では、教室での授業を次の流れで進めています。
① 予習段階で理解できなかった部分の解説
授業の最初に予習で分からなかった部分を生徒に確認し、質問が出た部分について重点的に解説します。
② 小テストを受ける
小テストで理解度を確認し、できなかった問題は自分で参考書を見ながらやり直します。
③ 演習問題を解く
重要な問題は繰り返し解き、小テストまでで扱わなかったタイプの問題にも取り組みます。
※ オンライン講座の場合は、②, ③をプリントデータの通信によって行います。①については、分からない部分をメールやZoomを使用して個別に解説します。
それでは、受講生の声を見ていきましょう。
反転授業の4つのメリット
稲荷塾の反転授業について、一般的な授業と比較してどのように感じているかを聞いてみると、次の4つの点が多く挙がりました。それぞれ実際のコメントとともに紹介します。
① 一般的な授業を受けるより効率がよい
- 自分の理解している所を改めて授業で聞く無駄な時間を省ける
- 分からないまま授業が進むことがない
- どこが分からないかを分かってから授業を受けられる
- 自分のわからないところを質問することに集中できる
1番多く挙がったのは、「講義を聴く形式の授業より効率がよい」という意見でした。
特に大人数を対象にした講義の場合は、すぐに理解できる部分も1回では理解できない部分も同じペースで進んでしまいます。
それぞれの生徒が予習をして、分からない部分を明確にしてから授業に参加することで、生徒のレベルに合った質の高い授業が可能になります。
② 小テストがあるから勉強をやらざるを得ない
- 予習してその内容の小テストをうけるので、勉強をやらざるをえなくなる
- 予習をきちんとやっておかないとテストで悪い点をとってしまうという危機感から一生懸命やらざるをえない
- 予習をやっていかないと自分が授業中に困るのでちゃんと予習することで授業中で復習できる
授業が終わってから家庭で復習するようにと指導しても、それをきっちりと実践できる生徒はそれほど多くはありません。
しかし、家庭で予習した内容について毎回小テストがあれば、家庭学習をやらざるを得ないと感じる生徒が多いようです。
ちなみに、1週間あたりの予習時間についてはかなり個人差がありましたが、平均すると3時間程度でした。
③ 小テストで分かっていないところが分かる
- 1回自分一人でやってみて、テストなどで復習して自分が出来てなかった所が分かりやすい
- 理解できていないところが授業とテストで分かる
- 間違えたところがわかりやすい
小テストを受けることで、理解したつもりで実際には理解していなかった、ということを減らせます。
特に数ⅠAのクラスでは、解答の書き方がよくない生徒も多く、講師が小テストを採点しながら採点者に正しく伝わる書き方ができるように指導します。
④ 繰り返し問題を解ける
- 授業で何度も演習するからすぐに身に付く
- 要点をまずおさえて、それをもとに問題を解いたり、反復が多い
- 1回ちゃんと自分で考えてみるというのが講義よりも増える
稲荷塾の反転授業では、予習・授業ともに問題を解く時間を多くとっています。
解説を聞くよりも自分で手を動かすことでより理解が深まり、解ける問題が増えていきます。
以上が、受講生から見た反転授業のメリットです。
2021年度からオンライン講座を開講したことで、日本全国どこにいても、この反転授業と同じ方法での勉強が可能になりました。
東大・京大や医学部を目指して、高校数学の基礎から発展的な内容まで学びたいという方は、下のリンクをご確認ください。
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