稲荷塾の反転授業とは
稲荷塾の数ⅠA・数ⅡB・数Ⅲのクラスでは反転授業を行っています。
今回は、その反転授業の大まかな流れを紹介したいと思います。
反転授業は、「教室での授業」と「自宅学習」の役割を通常の授業と反転させ、
(1)自宅で新しいことを学ぶ(予習)
(2)学んだ内容について授業で演習して定着させる
の繰り返しで学習を進めます。
それぞれ、具体的に何をするのか見ていきましょう。
(1)自宅で新しいことを学ぶ(予習)
反転授業と聞くと、家で講義動画を見て予習することをイメージする方が多いかもしれませんが、稲荷塾では「稲荷の独習数学」(教学社)という参考書を使って新しいことを学びます。
この参考書は、反転授業を始める前の稲荷塾の授業で稲荷が講義してきた内容をまとめたもので、これを読めば一通り講義を聴いたのと同じ状態になります。
次に、参考書を読んで内容を理解できたら、稲荷塾オリジナルのテキストで問題を解きます。
テキストには解答・解説もあり、分からないところは解説を確認しながら進めることができます。
ここまでが自宅での予習です。
予習にかかる時間には個人差がありますが、目安としては1日30分程度です。
(2)学んだ内容について授業で演習して定着させる
授業では、まず小テストを受けます。約20分間のテストで、予習した内容の理解度をチェックします。
小テストが終わったら解答を確認して、出来なかった問題を解き直します。
このとき、解答をさらっと読むだけでなく、必ず解答を見ずに解き直すことが重要です。
最後に、演習問題に取り組みます。これは、予習用のテキストや小テストの問題と似た問題が解けるようになっているかを確認したり、違うタイプの問題を通して別の角度から学習内容を理解したりするためのものです。
以上が稲荷塾の反転授業の流れで、これは通塾の場合もオンライン講座の場合も同じです。
ただし(2)の方法が異なり、通塾の場合は週1回2時間の授業で行うのに対し、通信制のオンライン講座では受講生の都合の良い時間にフォームの送信やメールのやり取りで行います。
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