雑題
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
ふと気になって「ぁ」をどうすれば出力できるかについて考えてみました。結論としてxa, la, qa, fa, vaなどを打てば、「ぁ」は出力できるようです。一部は余分に出力された文字を消去しないといけませんが、思ったよりもいろいろな方法があることがわかりました。
僕が小学生の頃は英語教育というものはあまりしっかりとは存在していない時代でしたが、生活に必要という理由でローマ字を習う授業がありました。その頃の僕はあまり真面目な学生ではなかったので、授業をあまり真剣に聞いておらず、ほとんど覚えることなくその授業は終わったと記憶しています。そのことで後に少し困ったことが起きました。当時スマートフォンは普及していませんでしたが、パソコンは家にあったので何かを調べようと思ってパソコンを起動してみたものの、検索エンジンに調べたいものの名称を打ち込むことができなかったからです。
幸い暇な学生だった僕はいろいろなキーを打ち込むことで法則を掴むことに挑戦することにしました。どの文字に苦労したかはあまり覚えていませんが、「ん」や「を」、また濁音や半濁音に苦労したような微かな記憶があります。現在何の問題もなくこうしてブログが書けていることからも、最終的には検索に必要な文字を打てるようになったことは間違いありません。試行錯誤の過程で、使い慣れた文字でさえ思うように出力できないもどかしさに授業をしっかり聞いておくべきだったと後悔しましたが、「人間が使いやすいように作ったものであるならば、きっとそこには何かしらの法則がある」という確信をそのときに得ました。
この確信は高校までの範囲の学習において、かなり役に立ったような気がします。自然科学では自然が対象なので、そこで成り立つ法則は完全に人が作ったものではありませんが、人が自然を解釈しようとした結果でもあるので、意図がそこには入り込みます。つまり、何を目的として探された法則であるかを考えてみると、法則のようなものが見えてきて覚えることがそこまで苦ではなくなりました。人文社会学はあまり得意ではありませんでしたが、場合によっては自然科学よりも顕著にそうであるような気もします。また、いかに少ない記憶で多くのことを記述できるかということについて挑戦することが物事の理解を助けたような気もします。
今日は僕の小学生ときの体験から得た気付きについて少し書いてみました。不真面目さからいかに教訓を引き出すかという考えのもと書いたので少し誇張したかもしれませんが、概ね事実です(笑)。案外些細なことが後々まで記憶として残っているものですね。
最後に今回の話から得た違った教訓をまとめてブログを終わろうと思います。ニュートンはいろいろな発見をしたことで有名ですが、「巨人の肩の上に立つ」という言葉も残しています。自分の発見は先人の知恵や発見があってのものだ、ということを表現するために使った言葉のようです。また、高校の国語の授業で徒然草を読んだときに「仁和寺にある法師」という話で結びの言葉として「少しのことにも先達はあらまほしき事なり」という一文が出てきました。自分で法則を発見することはとても嬉しい出来事ではありますが、先人の知恵を聞き逃すと苦労することもあるので授業はしっかりと受けることをお勧めします(笑)。
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