出会いあれば別れあり(いい意味で)
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
昨日のブログは振り返ると少し難解でしたし、説明もイマイチスッキリしないものだったかもしれないと思い始めました…。トピック自体は中学校で習った「二つの直線の交点の座標は二つの直線の方程式を連立方程式として解いた解となる」ということの空間版だったわけですが、空間になると要素が一つ増えるので急に煩雑になりますし、イメージがしにくくなるという良い例でした。
昨日のブログに一つだけ付け加えておくと、個人的にはz=kで切ったときにkを消去するのではなく、xを消去することでyとkの式にしてyが実数として存在するようなkの値が取れる、とすれば同じことをやることになりますが、解答としては問題ない形になりそうだと思いました。そうすればある平面z=kにおける共有点があるかどうかの話になり、共有点が存在する平面z=kがさらに存在するかを考えることで最終的に球と平面が共有点を持つかを考えることにつながりそうです。そういった答案は書き慣れているとスルスル書けますが、慣れていないと要領を得ない答案になりがちです。そういった解法を思いついたときは実際に書いてみて自分で読み返して実際に理解できるかどうかを判断しながら書く練習を行っておくと良いでしょう。自分が考えたことを言語化するにはやはり練習が必要です。今回はやっている作業が同じでも解答の書き方で受ける印象はガラリと変わるなと感じましたね。久しぶりに数学の話題でブログが書けて少し嬉しい出来事でした。
前置きが長くなりましたが、今日が今年度最後の土曜日になります。来週は二次試験の前日のため塾が休みになっています。いよいよといった感じですが、今週の土曜日の自習室にも受験生が来ているので落ち着いて勉強できる環境を作りたいなと思っています。また、受験生が集中して勉強している姿が身近にあることで、下の学年の生徒も刺激を受けているような感じがします。以前よりも少し引き締まった空気感がありますね。常にプレッシャーを感じながら勉強するのは良いこととはいえませんが、たまには競争の中に身を置いて頑張ってみるのも良いのではないでしょうか。
そういえば、今日が今年度の最後の土曜日ですが、それはチューターにも当てはまります。4年間勤めてくれていたチューターが4月から関東で就職するらしく、今日が最後の出勤のようです。稲荷塾ではチューターは塾の卒業生のみで構成されているため、4年よりももっと長い付き合いになったりします(医学部や大学院にいった場合では卒業後から4年以上関係が続いたりすることもあります)。出会いあれば別れありのさまざまなことが起こりますが卒業生の今後の活躍が楽しみです。
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