個人的な最近の本に関する話題

query_builder 2023/11/29
ブログ
reカーシブ

こんにちは。

 

通信講座の採点をしている稲荷興心です。

最近訳あって「リカーシブル」(米澤穂信著 新潮文庫)という本を読んでいます。もう随分前に一度読んだきりで、ほとんど内容を忘れてしまっているので非常に新鮮な気持ちで読めています。まだ途中までしか読んでいないので、どういう結末になっていくのか全く分かりませんが、だんだんと核心に迫って来ている感じがして、今からドキドキしています。米澤穂信の本では「王とサーカス」が一番良いと思っていますが、新潮文庫の何冊か(儚い羊たちの祝宴、満願、ボトルネック)も全て良いので、米澤穂信の本を読み始めるならこの辺からにすると良いかもしれません(実は一番の推し作家なのでおすすめしたくてこの話を始めたという面もあります)。読めば思考が変わる感じがします。小中学生には小市民シリーズか古典部シリーズをお勧めします。そちらの方が少し読みやすいかもしれません。

 

読書の秋というには少し寒くなりすぎた感じが否めませんが(外で本を読むには耐え難い寒さです)、逆に外に出る用事が減ったことにより自宅での時間が充実するようになった気がしています。しかしながら、以前時間を作って夏目漱石を読もうと計画していたことを書いていたにもかかわらず、それは少し後回しにしてしまっています。読み始めてみると文章は非常に良いのですが、その時代の風習が知識不足で理解しにくかったりするので読むのにエネルギーが必要でした。話自体は面白いんですが…。

 

読みにくい本といえば、翻訳された海外の小説なども少し苦手な気がします。多くの場合、登場人物が多く、聞きなれない名前なので名前と印象が紐付かず、話がすんなりと入って来ません。ということで、読める本は登場人物が少ない本に限られることになりますが、読むまで判断できない部分なので(時々登場人物が前の方にまとめてあるものもあります)、なかなか手をつけにくいジャンルになってしまっています。

 

とはいえ全く読まないわけでもなく、この前は「ウサギ料理は殺しの味」という奇妙なフランスの小説を読みました。風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな不思議な話を延々と真面目にやっているので、そうはならんやろと思いながらも楽しむことができました。これは登場する場所によって大体登場人物が固定されているので(また出てくるたびに説明が入るので)、登場人物の件で読みにくさはあまり感じませんでした。時々出てくるジョークの類はフランスのジョークなのか、全く面白さがわからないものもいくつかありましたが、そこは主題ではないので、あまり気にせず読みました。もしかすると、もっと楽しめる余地はあったかもしれないと感じています。

 

いくつか読みたい海外小説はあって、「毒入りチョコレート事件」などが筆頭になります。大体は米澤穂信が早稲田大学の学祭の講演(2020年)で取り上げていた本なので、受け売りに等しく、遅きに失した感じが否めませんが、徐々に読んでみようかなと思っています。この辺のおすすめの本は大体「米澤屋書店」という本にまとまっているので、ミステリーを読んでみたいけど何に手をつければ、という場合に非常に参考になると思います。本についての本というのもなかなか面白いものです。僕の場合は積読がありすぎて、何を読もうかと考えている場合ではないですが…。

 

今日は、個人的な最近の本についての話でした。

NEW

  • 雑多な話題

    query_builder 2024/11/18
  • 新しい高校受験の方法について

    query_builder 2024/11/05
  • 授業効率の2倍化について

    query_builder 2024/10/29
  • 東大の数学の入試問題で発見した少し面白い話

    query_builder 2024/10/26
  • 公立高校から京大に確実に現役合格する方法

    query_builder 2024/10/19

CATEGORY

ARCHIVE