新課程への移行の用意
こんにちは。
通信講座の採点をしている稲荷興心です。
数日前にノーベル生理学医学賞の発表がありましたね。僕自身は完全に発表があることを忘れていて発表後に調べましたが、RNAワクチンの開発に役立った技術の発見に贈られたようです。かなりのスピード受賞だったようで、世間の注目度合いが感じられます。
話は変わりますが、高校生で2022年度以降に入学した生徒は新課程の数学を学んでいるようです。つまり今の高校1年生と高校2年生は新課程というわけです。まあ数年も経てば新課程ではなく現行課程にでもなると思いますが。
個人的にはベクトルを数IIBで学ばなくなったのが一番大きな衝撃でした。図形と方程式(数IIB)を学ぶのにベクトルの知識を使わないなんて…。世の中の高校でどのような順番でベクトルや図形と方程式を教えているのかが気になります。
ただ、国公立大学などの出題範囲には文系でもベクトルが含まれるようなので、現行の過程とあまり状況は変わらないかもしれませんね。
他にも数IIBに期待値などが追加されました。模試などで偏差値を気にする学生は多いですが、いざ「与えられた情報から母集団の分布はどうなっているか」などと聞かれると詰まってしまう学生が多い状態だったのが、学校で学ぶような分野になったおかげで母集団における自分の位置を客観的に見ることができる学生が増えるのではないかと思います(笑)。
ちょうど今チューターをしてくれている大学生は旧課程(?)の数学を学んでいたので、この統計的な推測という分野にあまり馴染みがなく、今後答案の採点をしていく上で答えが合っているのかを判断し、また間違っていた時にどこが違うのかを指摘するために現在「最短でマスターする数学」を使って勉強してもらっています。基本的に覚えることは多いですが、覚えたことを運用できれば問題が解けるようになる分野なので、しばらくすればマスターしてくれることでしょう。
塾ではすでに数IIBの範囲に統計的な推測の分野が追加されていましたが、通信講座ではテキスト類の配布に限っていました。今年の11月ぐらいには通信講座のシステムが変更される予定(変更の可能性あり)で、それと合わせて数IIBの分野に統計的な推測の分野を追加するので、完全に新課程対応となります。
またシステムの変更などに対しては、追々詳細を報告していきたいと思うので、見かけたらチェックしてくださいね。今日は近況報告といった感じでした。
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