中学数学

高校数学の準備について

通信講座を始める前に中学数学を独学しよう

稲荷塾の通信講座は高校数学の講座(数ⅠA~数ⅢC大学入試演習)のみ開講しています。
学校などで中学数学の学習を終えていない場合は、中学数学を自分で学んでから数ⅠAの講座の受講を始めてください。

中学数学はおよそ1年間で独学が可能です。最初の半年間で一通りの学習内容を理解し、残りの半年間で高校入試レベルの演習を行います。
具体的な方法を紹介するので試してみてください。
 

Step 1 一通りの学習内容を理解する

まずは中学数学3年分の学習内容を理解します。
方法は色々ありますが、効率が良いのは『最速最深中学数学』を使う方法です。これは稲荷塾で作成した参考書で、高校数学の準備としての中学数学を最短で理解できるように書かれています。
参考書は、中1・中2・中3という学年ごとではなく、代数・幾何・関数という分野ごとに分けて説明されているため、『最速最深中学数学』対応のオリジナルテキストを合わせて使用するのがおすすめです。テキストに沿って学習を進めると、理解度を確認しながら十分な量の練習問題を解き、およそ半年間ですべての範囲が終了するようにできています。
教材については、このページの下の方を確認してください。

Step 2 高校入試レベルの問題で演習する

中学数学の内容が一通り理解できたら、その後半年程度は高校入試レベルの問題で演習しましょう。
適した教材は、最初の半年間が終わった時点での理解度にもよるので、書店で使いやすそうなものを自分で選ぶことをおすすめします。
特に難しい問題集は東京出版の『高校入試 1対1の図形演習』と『高校入試 1対1の数式演習』の2冊です。自信のある方はトライしてみてください。
また、お住まいの都道府県で公立トップの高校の入試問題を解くのもおすすめです。合格点が取れるようになることを目標に取り組んでください。

教材について

『最速最深中学数学』とその対応テキストは稲荷塾の授業で使用している公式テキストです。以下のとおり販売しておりますので、どなたでも購入いただけます。

最速最深中学数学

中学数学3年分を1冊にまとめた参考書です。
算数・数学が好き、または得意な小中学生がひとりで中学数学を学習し、高校数学を学ぶ準備ができるように書かれており、次の2つの特徴があります。
  • 中学数学の内容をすべて一から丁寧に説明しています。
  • 本質的な考え方を伝え、発展的な内容を多く含みます。

一つ一つのテーマについては「①説明⇒②例題⇒③演習」の3ステップで構成されており、考え方から具体的な問題の解き方までを学ぶことができます。
ただし、学習内容を十分に身につけるためには参考書に載っている問題数では不十分なので、対応テキストや何らかの問題集を併用することをおすすめします。

価格:1800円+税 出版社:幻冬舎
全国の書店またはAmazonで購入いただけます。

『最速最深中学数学』対応テキスト

『最速最深中学数学』は多くの参考書と異なり、代数・幾何・関数という分野ごとに分けて説明されています。
この参考書の流れに沿って、適切な演習量で学習を進められるように対応テキストを作成しました。

テキストは2種類あり、それぞれ問題と解答の冊子に分かれています。
1つは学習内容を理解するためのテキストで、参考書を読みながら使用します。色々なパターンの問題を実際に解くことで、学習内容を正しく理解できているかを確認しながら参考書を読み進めることができます。
もう1つは学習内容を定着させるためのテキストです。重要なポイントを確認し、テストを受け、さらに演習することで学習内容を十分に身につけることができます。

対応テキストは中学数学3年分を22回に分けてまとめてあるので、1週間に1回分のペースで進めると約半年間で中学数学の全範囲が終了します。

価格:2000円+送料430円 ※2部購入の場合、送料は600円
購入をご希望の方は以下のフォームからお申込みください。銀行口座をお知らせしますので代金のお振込みをお願いします。ご入金が確認でき次第レターパックで郵送します。
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